最古のタツノオトシゴの化石を発見
Charles Choi
for National Geographic NewsMay 5, 2009
これまでで最古のタツノオトシゴの化石がスロベニアで見つかった。学名Hippocampus sarmaticusと名付けられたこの化石は成体のメスで、体長5センチほど(写真左、右は復元図)。
1300万年前の地層から発見された化石は、知られているタツノオトシゴで唯一絶滅した種であり、泳ぎが達者でないタツノオトシゴがどうして世界中の海に生息域を広げられたのかを解明する手掛かりとなるかもしれない。
スロベニアにあるリュブリャナ大学の研究者ユーレ・ザロハル氏(Jure Zalohar)は、ジョギングの後に小川で手を洗っていたときに、水の中でこの化石を発見した。同氏のチームはもともとその地域で昆虫の化石を調査していたため、タツノオトシゴの化石を見つけたことは「完全に予想外だった」と言う。
調査結果は、4月17日にオンライン版「Annales de Paleontologie」誌(フランス語)で発表された。
Photograph and illustration courtesy Jure Zalohar